シンさん
お問い合せ頂いた『事業仕訳以外の給与及び年金の入力がよくわかりません。』に答えます
ご質問の整理
今回のご相談です。
千ちゃん
『事業仕訳以外の給与や年金の収入があるのですが、どうやって入力したらいいのかよくわかりません。』
解決方法は2つ
シンさん
具体的には事業口座への入金があるかどうかでパターンが分かれます。
解決方法
- 事業口座に入金がある:通常仕訳として入力する
- 別の口座に入金がある:所得税の申告書画面で入力する
事業口座にて入金がある
「事業主借」として、仕訳の中で入力していきます。
別口座にて入金がある
確定申告・所得税入力画面より、金額を入力します。
入力の手順
- 決算・確定申告の「所得税」入力画面へ移動します。
- 所得税申告書画面の「所得・収入」ボタンをクリック、明細画面へ移動します。
- 明細入力画面(イメージ参照)より、給与・農業項目に金額と会社名などを入力します。
入力イメージ図 【収入・所得】画面
※詳しい項目名の入力方法は、申告会or商工会などでお伺い下さい。
※源泉徴収をしていた場合には、第2表から入力しましょう。
まとめ
基本的に日常仕訳入力は、事業に関わる現預金の移動について入力します。
しかしながら、事業口座と通常の一般口座が同一の場合、事業分以外の仕訳を入力しないと事業に関するお金の動き及び銀行口座の推移を明確に証明する事ができません。
その為、事業口座(同一口座で運用されている場合も含め)へ給与振込がある場合などは、事業の仕訳同様入力する必要があります。
事業口座が事業専用として運用されている場合には、決算書や確定申告書、通帳の動きが一致する為に、それ以外の収入は確定申告時の所得税入力画面でまとめて入力することが可能です。
税調調査の際に、明確にわかるようする為に記載しますので、可能であれば事業口座を専用に運用するのをお勧めします。
スポンサーリンク