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laravel構築の構成とポイント
さくらレンタルサーバ【スタンダード】にLaravel環境構築をします。
今回はWebサイトだけで運用しているレンタルサーバにPHPの人気フレームワークLaravelを構築します。
構成ポイント
- マルチドメイン環境(Webサイト【既設】 + laravel環境)
- wwwフォルダ配下にはシンボリックのみ配置
前提条件
前提条件は、マルチドメイン環境にてWebサイトを運用しているものとします。
その状況でデモ用のサブドメインを作成しlaravelをセットアップします。
wwwフォルダ配下へ直接配置も可能ですが、セキュリティと開発後のリンク等の関係上、同列の別フォルダを作成しシンボリックにより遷移させたいと思います。

さくらレンタルサーバでサブドメインを構築
まずはさくらレンタルサーバ上にサブドメインを構築します。
前説図のように【test.demo.jp】サブドメインでフォルダ階層を【/app】に設定します。
※事前にフォルダがなくても設定できます。
sshクライアントからlaravelセットアップ
sshクライアントにてレンタルサーバにログインしてセットアップをします。処理手順に従ってsshクライアントにてコマンドを入力します。
※筆者はPuTTYにて接続を実施しました
- composerをインストール
- laravelをセットアップ
- www配下のシンボリック作成
※赤字は、適時作成プロジェクト値に置き換えて下さい。
(1)composerをインストール
% curl -sS https://getcomposer.org/installer | php
(2)laravelをインストール
% cd ~/
% php composer.pher create-project "laravel/laravel=5.6.*" laravel
(3)www配下のシンボリック作成
% cd www
% ln -s /home/xxxx/laravel/public app
※xxxxはサーバ名
2018.8.27現在
※.htaccessのOptionのコメント化なしでlaravelは起動するようです。
2017年の3月中旬以降、さくらレンタルサーバーにてApacheのシステム設定変更がありました。.htaccess 内で、条件付きではありますが Options の指定が可能になっています。
引用:laravel学習帳より
設定結果(ドメイン名はイメージです。)
まとめ
さくらレンタルサーバのマルチドメインは使いやすくデモ環境構築にも向いています。
composerのセットアップはサーバのhomeフォルダに行いますので次のサブドメイン構築時には(2)より進めることが可能です。