
紹介する作品
ゲームだけでなく音楽作品や、映像作品ができるScratch3.0のサンプルとして、ドラム演奏作品を作りました。
マサチューセッツ工科大学(MIT)にあるメディアラボが開発した、ビジュアルプログラミング環境です。レゴのような部品を組み合わせることで簡単にプログラミングを学ぶ事ができます。
Scratchプロジェクト
実際の作成したScratchプロジェクトを下記画像をクリックして操作することができます。
紹介動画
紹介動画はこちらから
本作品の特徴
プロジェクトのポイント
- 背景の彩度を変える事でスポットライト効果に
- 音のアレンジで複数の音を作成
- コスチュームを変える事で躍動感を
背景の彩度を変える事でスポットライト効果に
Scratchでは「色の効果を変える」というコードを追加して、背景色の彩度を変更できます。
ドラムのタイミングに合わせて、色の効果を変えることでスポットライトが当たったような効果を生み出します。

音のアレンジで複数の音を作成
Scratchでは、音の編集を行うことができます。
音を早くすることで、音全体を高くすることが可能で、遅くすることで低くすることができます。

異なる2つのシンバル音を作る為に、シンバル音を速くした音を登録しそれぞれのシンバル音に設定しました。
コスチュームを変える事で躍動感を
Scratchで提供されているスプライトには、複数のコスチュームと呼ばれる画像が1つのスプライトとして登録されています。
1つのスプライトで「コスチュームを変える」コードを追加することで見た目を変更することができます。

本作品では、各ドラムパーツが演奏されるタイミングでコスチュームを数秒変えることで、躍動感をプラスしています。
まとめ
2020年より教育義務化を控えて、Scratch3.0でのプログラミングは必須条件となりそうです。
わかりやすいインターフェースと、拡張しやすいプラグインなどをそろえ、今度ますます需要があがってくるのではないかと思います。
ぜひHPを参考に、Scratch3.0でのプログラミングに活用頂きたいと思います。
各プロジェクトに関する機能は別記事での記載を予定しています。
今後もScratchに関わる記事を記載していきます。