
最終的に「更新プログラムをあてていれば、問題ないです」という内容です。おすすめ情報でレジストリ取得クラスの紹介もしてます!
改元対応って?
2019.5.1に確定している和暦の変更。
MS社からのアナウンスにもある通り、順次改元対応が進められています。
2018.9.21の更新プログラムにて、仮定義は削除されているようです。(次項参照)
Windows10 1803以降の場合には和暦情報を格納するレジストリに、すでに新改元情報が格納されています!
しかし改元日のみが決まっている為、和暦『??』の改元レコードが存在します。

MS社の対応
- 2018.4.20:仮定義「??」元号の追加
- 2018.9.21:更新プログラム KB4458469で追加元号の削除
当初サービスで追加していた「??」年号は検証しにくいのでやめてくれという問い合わせが増えて、
とりあえず「regファイルや手動での消込方法を教えていたうんぬん」…とあります。
いつものことですが、不評だったのでしれっと「更新プログラムで削除しました!」というアナウンスが流れたようです。
はじめからやめてよ!と言いたくなります。
最終的に改元の元号発表のタイミングでアップデート配布になるという事で落ち着いたようです。
→普通になりました。
2018.4.20 新しい元号となる 2019 年 5 月に先立ち、各元号の期間を保持しているレジストリが更新される予定です。
引用:Windows 10 機能更新プログラム (2018 Spring Release) における元号のレジストリ更新について
2018.9.21 日本時間 9 月 21 日よりご提供を開始いたします Windows 10 Version 1803 向けの更新プログラム KB4458469 により下記スクリーン ショットにございます仮定義の削除が行われます。検証や開発等に必要な場合には、個別に追加をご検討くださいますようお願いいたします。
引用:Windows 10 Version 1803 における新元号の仮定義の削除について
取得和暦の対策
すでに定義が削除されていますが、更新プログラムをあててない場合には、残っている可能性がありますので注意が必要です。
定義削除が完了されていない場合、もしくは運用上できない場合には、元号の『??』文字列一致で未確定和暦の処理を回避しましょう!
【例】
if !(GetEra(i)=="??") { //和暦処理 }
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まとめ
昭和から平成への改元と異なり、システムになっている資産も数多いと思います。
市販のコンポーネントで対応できる箇所も多いと思いますが、簡易ハードコーディングのシステムもまだまだ存在しています。
ぜひ改元対応にご活用下さい!