技術情報

【Unity x ニフモバ】3D見積アプリデモ(Androd)

3D見積アプリケーションデモ【Unity x ニフモバ】
シンさん
シンさん
この記事は、Unityでニフモババックエンドを使って製作した3D見積アプリを紹介します。

アプリの概要

今回はUnityを使って、ニフモババックエンドをDBに見立てて3D見積アプリのデモを紹介します。

mBaasの普及もあってバックエンドに関するコーディングは楽になりました。
標準SDKでもサポートされているニフモババックエンドを使用して3D見積アプリを作ってみました。

下記に構成やポイントを紹介していきます。

システム構成

下記のイメージ図のようにAndroid用アプリより、事前に作成したニフモババックエンドを呼び出します。

3D見積アプリケーションデモ【Unity x ニフモバ】-構成図

紹介動画

今回はブログで解説しているアプリをYoutubeで紹介してます。

前提条件

Unity 2019.1
ニフモババックエンド

アプリデモの特徴

今回の3D見積アプリの機能は下記の通りです。

千ちゃん
千ちゃん
動画を見てもすごいわね。実際どんな機能があるの?
シンさん
シンさん
今回のデモでは次のような機能を使えるようにしているよ
3D見積アプリの機能
  • 市販品3Dモデルを使用して内部移動を可能に
  • ボタンクリックによるモデル配置を変更
  • 選択されたアイテムで見積生成
  • 過去の見積作成一覧を表示

市販品3Dモデルを使用して内部移動を可能に

今回はUnityストア内で販売されている「ArchVizPRO Interior Vol.5」を購入して使用しています。
通常はキャラクターとカメラ設定でキーボードによる移動操作が可能ですが、今回はアプリでの使用感やパフォーマンスをみたいこともあり、操作用のボタンを付加しています。

※参考までにライトニングに関するベイクで3Hほどかかりました。

ボタンクリックによるモデル配置を変更

画面上部に並んでいるボタンで、モデル内のアイテムを配置/撤去を行います。
現在はパターンを選ぶことはできませんが、雰囲気を確認することが可能です。

3D見積アプリケーションデモ【Unity x ニフモバ】-構成図

選択されたアイテムで見積生成

画面右上のESTIMATE(見積)ボタンで見積書の画面を表示します。
一覧内のチェックを外し「更新」ボタンで見積構成・金額を変更することができます。

画面左の「戻る」ボタンで現在の一覧表にある構成で再度3Dシュミレーションを行う事ができます。

3D見積アプリケーションデモ【Unity x ニフモバ】-構成図

過去の見積作成一覧を表示

見積画面左の「契約ボタン」でニフクラモバイルバックエンドへデータ更新を行います。

Unity向けのSDKが標準提供されている為、簡単にセキュアな接続が可能です。

画面右の「一覧」ボタンで同一のお客様の見積履歴一覧を選択・再表示させることが可能です。

3D見積アプリケーションデモ【Unity x ニフモバ】-構成図

まとめ

Unityは3D空間をベースに考えられており、サンプルのようなアプリ開発にはパワーを発揮します。

mbaas系のサービスとの相性もよく、すでに成熟したコミュニティが存在しておりAssetは魅力的なものであふれています。

VR/AR系の親和性も高い為、今後スキルアップしていきたいと思います。

情報発信していきたいと思います!